背景
近年、働き方改革などが盛り上がりを見せており、個人や組織の生産性向上がこれまで以上に求められている。また、ミニマリズムなどの必要十分なものなどで生活することを好む生活習慣も普及しつつある。本記事では、予定を書き込むGoogleカレンダーのみを使って、個人と家族のタスクと予定を管理する方法を提案する。
既存アプリやサービスの課題
世の中には個人と家族のタスクや予定を管理するアプリやサービスはたくさんあるが、次のような課題がある。
- タスクをこなす時間が確保できない。
- 個々の問題に特化したアプリやサービスなので、使うアプリやサービスの数が増える。
提案手法: Googleカレンダーの活用
やり方は全てのタスクと予定を時間込みでGoogleカレンダーに投入することで、家族とタスクや予定を管理しつつ、課題1及び2を解決できる。活用するときの工夫は次の点である。
- 家族と共有すべきタスクや予定は、共有用のカレンダーを作って投入する。
- やりたいことは全て未来の予定に入れておく。
- ボディメンテナンスや掃除など定期的にやることは、定期実行で投入する。
写真の例では、オレンジ色の予定は家族と共有、赤色の予定は個人の予定として区別している。また、個人タスクや掃除などすべて時間込で予定に投入している。追加で予定を入れる場合は、この予定の空き時間にしかいれることができないので、他のタスクが滞ることはない。
提案手法の効果
この方法で数ヶ月運用しているが問題はなく、1つのアプリで全てが完結するのでストレスが少ないと感じている。また、やりたいことのやり残しもないので、日々充実感を感じられている。
まとめ
近年の生産性向上及びミニマリズムの盛り上がりに合わせた、Googleカレンダーを使った個人と家族のタスク管理術を提案した。