今回読んだ本はこちら.脳の力を最大限発揮して,より生産性を高めたいと考えた.

- 作者:メディナ,ジョン
- 発売日: 2020/02/21
- メディア: 単行本
この本では具体的な脳の細胞レベルでの仕組みまで分解して解説してくれている.本記事では,細胞レベルの動きは飛ばしてまとめる.いつか細胞レベルまで勉強してまとめ記事を書くかも.
本の目次
- すぐにダンスを始めよう
- 楽観的に,感謝を忘れずに過ごそう
- 正しいマインドフルネス
- 記憶力を維持するには
- テレビゲームは脳に効く
- アルツハイマー病の(今わかっている)すべてを語ろう
- 食事に気をつけて,運動しよう
- 思考を明晰にするには,十分な(しかし,長すぎない)睡眠をとろう
- なぜあの人の脳は衰えないのか
- 決して引退してはいけない
本記事では,特に学びの多かった章(太文字)をまとめる.
すぐにダンスを始めよう
- 脳を若々しく保つためには,ポジティブな「長い結婚生活」と「大勢の友人」が必要(≒社会的な活動)
- ストレスの軽減
- 脳の鍛錬
- ポジティブな社会的相互作用を経験する人ほど,アロスタティック負荷が軽い.
- アロスタティック負荷とは,長期に渡るストレスの波が招いた心身の侵食度合いのこと.
- 免疫系は年をとると自然に衰えるが,ストレスが多いと衰えが加速する.
- 免疫系の重要な武器の1つがT細胞.
- 結婚生活がうまくいかなかったり,慢性的なストレスを抱えたりして,コルチゾールなどのストレスホルモンの濃度が高まると,T細胞は死ぬ.
- 感情を支配したがる人,干渉好きな人などとの関係は完全に断ち切るか,少なくとも制限すべき.
- 上質な人間関係を作るためには,常に相手の立場になって考え,自分とは異なる見方を理解しようとすること.
- 理想はあらゆる年齢層の友人を持つこと.
楽観的に,感謝を忘れずに過ごそう
- ポジティブ心理学のエクササイズを実践すること.
- 今日起きた三つのいいことを思い出す.
- それを書き留める(夫がコーヒーを入れてくれたなどの小さいことでもよい).
- なぜ良いことが起きたかを書く.
食事に気をつけて,運動しよう
- 老化防止には,定期的な有酸素運動と筋トレ,及び少ない食事(だと考えられている)
- 地中海食はワーキングメモリを改善し,アルツハイマー病になるリスクを下げること
学んだこと
幸福論と話が繋がっていると感じた.脳の機能を高める行動 = 幸福になるための行動であるので,今まで学んだことを活用できる.
更に,脳の機能を高める行動 = 幸福になるための行動に集中するための手段として,ミニマリズムが活用できる.