はじめに | 関わる人全てに端的に思いを伝えたい
職場での職位が上がるに連れて,関わる人の数が多くなった.関わる人が多くなると,指数関数的に打ち合わせの数が増えて,一人で作業や考える時間がなくなってきた.
また,関わる人すべてに対して自分の考えやアイデアを伝えて,理解してもらう必要がある.今までは説明に時間をかけても,一人で作業や考える時間を確保できていた .しかし,打ち合わせの数や時間が指数関数的に伸びた今,相手に端的に伝えて共感してもらう力を高めなければならないと感じている.
紹介する書籍

世界最高の話し方―1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール
- 作者:岡本 純子
- 発売日: 2020/10/30
- メディア: Kindle版
見出しの書き方から,雑談やプレゼン方法までの対人に関わる伝え方のスキルがまとめられている.いくつかのスキルは,本ブログでも書いていた内容だったので,適宜ブログ記事を引用尾する.
ポイント
雑談
相手ファーストのコミュニケーション
- コミュニケーションにおいて,「何を言うか」より「相手をどんな気持ちにさせるか」のほうが重要.
- 「何を話したか」は忘れても「何を感じたか」は忘れない.
- 雑談・会話では「質問する」「聞く」
オープンクエスチョン
- What:どう・どんな
- Who:どの人・どんな人・どなた
- When:どんなとき,どんなタイミング
- Where:どこに・どこで
- Why:どうして
- Which:どれ・どっち
- How:どのように
相手の心を掴む話
- 関係:半径10メートル以内の自分に関係あることにしか興味がない
- 身近であること
- 悩みに関わること
- 損得に関わること
- 便利であること
- 社会的影響を与えること
- 関心
- 流行り物
- 有名であること
- 苦労話
- 感情に関わること
- 秘密や初めて話すこと
- 変化に関わること
- 価値:聞き手の価値を語ること
プレゼン
13文字にたたむ
タイトルや見出しを短くすること.方法は以下の通り.
- 例えを使う
- 具体的な数字を使う
- 相手の価値を入れる
- 力のある言葉を使う
- 「!」を使う
CREC法
これそのままだった.
30秒で語れるストーリー
人はストーリーに動かされる.まずは「Before」「After」「気づき」を30秒で語る.
数字を使う
- 具体的な数字を使うこと
- 相対値を使うこと