Minimahack

バリキャリの妻を支えつつ,自分の仕事ややりたいことを100%やりきるための,ミニマルなライフハック(=Minimahack)をまとめていきます.

安さを求め続けると自分に返ってくる話

はじめに

先日投稿した「ドコモの新料金プランの記事」は一定の反響があったように思う.

minimahack.jp

メディアでも多数取り上げられている.その中で気になる記事を見つけた.

www.asahi.com

要するに「ドコモショップ店員の職が失われる」ということである.今回はこの辺の話をしていく.

価格の内訳を考える

先の記事でも記載したが,全てのモノやサービスには費用がかかる.それに利益を出すためのプラスαが上乗せされて価格が決定される.

モノやサービスを提供する上で誰からお金を回収するか考える必要がある.一例として,

  • モノやサービスを利用する人から(いわゆる自分でお金を払う例)
  • 広告主から(無料アプリあるある)
  • 一部の有料サービスを利用している人から(フリーミアム)

フリーミアムとは

基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルである。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0#:~:text=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%A0%EF%BC%88Freemium%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%81%AE%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

このように何らかの形で,誰かがモノやサービスにお金を払っている.つまり,安くするということはコストの一部を削減することである.

安さのための人件費削減

人件費の削減でコストを減らすことで商品の安さにつながる.

https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/keyword/keyword_05a.gif

引用:https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/keyword/keyword_05.htm.人件費比率が高くなるほど利益率が下がる.

これは「パレートの法則」で説明がつく.よく「80:20の法則」と呼ばれるものである.具体例として以下のようなものがある.

ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行うほうが効率的である。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

更に人間の場合は「働きアリの法則」も組み合わさる.これにより,人を雇えば雇うほど(人件費が高くなるほど),利益に悪影響を与える.

よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%8D%E3%81%8D%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

「利益率に対しては人件費って効率悪いから削減しよう」となりがちなのがわかる.ただ,人件費をケチって大変になるケースもある.その辺の話は脱線するので割愛.

労働者 / 消費者として能力が低い人が淘汰される

人件費の削減の対象となるのは,利益に寄与しない仕事を担当している人や能力が低い人である.第三者的には「使えない人がいなくなって安くなるならそれに越したことがない」と思うかもしれない.しかし,タイトルにある通り,人件費の削減の影響を受けるのは労働者だけではない.

人件費の削減は多くの場合サービスの削減につながる.削減されるサービスは利益に直接つながらないようなものだ.携帯ショップで言えば,スマホの故障対応や料金プランの相談である.消費者として能力が高い人は,スマホが壊れないように正しい画面シールを貼ってケースをつけたりするなど予防をする.更に,故障した場合は Web で故障対応してくれる場所を調べて,お店に赴くなど自己対応する.料金プランについても同様.一方で,消費者として能力が低い人は,このような社会についていけなくなる.

フリーミアムの話と似ていて「高い料金の中には,労働者 / 消費者として能力が低い人を支えるためのお金が含まれている.」ということになる.フリーランチは存在しているようで存在していない.

学び行動しなければ淘汰される

自然は弱肉強食の世界である.単に自然回帰しただけのように思う.

こんなことを書いているが,私も不要な人材というレッテルを貼られる可能性がある.というか,全人類みな淘汰される可能性をもっている.

淘汰されないためのシンプルな解決策が「常に学び,常に行動すること」である.学び方や行動の仕方によって成果は大きく変わるが,まずはこの気持ちで行動していれば淘汰される第一陣にはならないと考えている.多くの人はこの気持ちで行動することはないので.

さいごに

本記事では,ドコモ新料金による社会への影響について考察した.安さの理由を考えること,そして安さによって自分が淘汰されないようにするための考え方を示した.

参考書籍

フリーミアムについて学べる.

パレートの法則(80:20の法則)について学べる.