背景
本ブログでは「ミニマル・シンプル・ナチュラルに社会・個人課題を解決する」一環で,環境負荷の少ないライフスタイルを提案している.これまで,「サーキュラーエコノミー」や「服から服を作る企業」の紹介などを行ってきた.
また,twitter では生活をコストをミニマルにしつつ,ゴミの出やすいコンビニの利用を控えた生活スタイルを公開している.
コンビニレス生活15,16,17日目。
— minimahack (@minimahack) 2020年11月1日
自宅からナッツ(間食)を持っていかないと、空腹で仕事に集中できないことがわかった。
更に環境負荷の少ないライフスタイルにするためには,本当の意味で環境を意識している企業の製品を利用する必要がある.そこで今回紹介するのが,「Loop」プロジェクトである.
Loop とは
リサイクルビジネスを手がけるTerraCycle は2019年1月、ダボスで開催された世界経済フォーラムで、日用品や飲料などを詰め替え容器で定期的に宅配するサブスクリプション・サービス「Loop」を発表した。その時点で、ユニリーバやP&G、ネスレなど、大手25社が参加を表明している。
現在は,詰替製品を活用することでプラスチック容器の再利用をしているが,詰め替えのパッケージはそのままゴミになっている.本プロジェクトでは,詰め替えのパッケージが不要になるだけでなく,配送に必要なダンボールも再利用可能なものにしている.下図は本サービスの全体の流れを表している.
ちなみに,このプロジェクトを提案した企業は,リサイクルが難しいと思われていたゴミを資源として回収し,再資源として活用することにチャレンジしている.
日本での導入事例
日本では,リサイクルが難しいと思われていたゴミを資源として回収するプロジェクトが実施されている.
ゴミレス社会の個人的メリット
ゴミレス社会は社会全体にメリットがあるだけでなく,個人単位でもいくつかメリットがある.
- ゴミ捨ての時間がなくなること.
- 家の周りにゴミがなくなり,QoLが上がること.
- 買い物に行く時間がなくなると推察されること(定期的に詰替えられたものが届くため).
私たちができること
まずは,日本で「Loop」プロジェクトが始動したときに,いち早くサービスを利用できるようにするために事前登録するのがよいと考える.
まとめ
本記事では,ゴミレス社会を実現する可能性があるプロジェクトである「Loop」を紹介した.環境負荷の小さいライフスタイルを目指す本ブログとの相性も良いため,サービスが開始された暁にはぜひ利用したい.