はじめに
記事の量・質・価値を高め続けるために,私のブログ執筆プロセスをまとめておく.
私のブログ執筆方法
基本的に,論文を書くときと同じ方法でブログを書いている.書き方を定型化しておくと,文章執筆スピードの向上・記事の質の担保・執筆プロセス改善箇所の明確化などのメリットがある.特に,記事の量を増やすために重要な部分.
記事テーマの検討
記事の価値を決める部分.ただし,しばらくは書きたいことを書くことに集中.今後,アクセス解析をして需要がある記事と私が書きたい記事のマッチングをさせる予定.
記事の文章構造の検討
論文を書くときと同じ方法で,記事全体の論理構成や主張したいこと構造化する.はじめに全体の骨子を作っておかないと,文章全体のつながりが作れない.
各章に書く内容を箇条書きで記載
全体の骨子を補足する内容を付け足していく.最初から文章にするのではなく,補足する内容を箇条書きで書ければよい.その後,不要な内容はこの箇条書きの段階で消していく.
科学的根拠やニュースなど記事を補足する情報の収集
記事がただの妄想になることや,誤った情報を伝達しないようにするため,関連する既存の情報は集めておく.情報源は,NHK・日経など公共メディアや論文など公開前に第三者の目が通されたものを使う.個人ブログは信頼性が低いので使わない.
解説用の図面の作成
論文を書くときと同じ方法で,記事の理解を促すための図面を作成する.ブログを書くときは,記事の内容によって書かないこともある.
記事執筆
仕事で Markdown をよく利用しているため,ブログも Markdown で書いている.ここの段階に来るまでに,必要な情報を揃えて文章構成も作成済みなのでとにかくキーボードを叩く.
アイキャッチ画像の収集
Unsplash でタイトルに合った画像を探す.投稿者の名前は画像のキャプションに設定.
画像の圧縮
Unsplash の画像は数 MB ありブログの読込スピードに悪影響を与えるため, Squoosh で人間の目で見て画質の劣化が分からない程度にファイルサイズを小さくする.
文章校正
文章の質を高める部分.誤字脱字はもちろん,体裁など様々な観点で記事をチェックする.
ツールの活用
機械的に見つけられる誤りは Redpen で見つけている.現在見つけられる誤りは,
- 句読点:「,.」で統一
- 一文にある句読点数
- 一文の長さ
- 常用漢字以外の利用
- 英単語前後の半角スペース有無:日本語と英語が交じると読みにくい
読み直し
機械的に見つけられない誤りを見つけるプロセス.例えば以下のようなものがある.
- 文章と文章のつながり
- 一段落一主張になっているか
- より短い文章・単語を使って書き直すことはできないか
投稿
投稿前に設定することは,
- カテゴリー:ブロググループに記事を表示させるため
- 投稿日時:19:00で予約投稿.直感的に19:00が一番読まれそうだと思っているため.
- カスタムURL:タイトルを英語化
- アイキャッチ画像
- 記事の概要を編集:まとめを貼り付ける
まとめ
記事の量・質・価値を高めるために,ブログ執筆プロセスを定型化した.できるだけツールを使うことで,量・質を効率的に高めることができる.私が意識して頑張らないといけない部分は,記事の価値向上である.