はじめに
よく「Aさんはお洒落」「Bさんはお洒落じゃない」といった話を聞く。テレビやインターネットでも誰それがお洒落か否かといった話が出ている。そのような話を聞いたり見たりするたびに、「お洒落とはなんだろう」という疑問を抱いていた。
私自身も漠然とお洒落になりたいと思いながら、なんとなくお洒落をする生活を何年も続けてきた。しかし、そろそろお洒落を言語化するときがきたのかもしれない。
本記事では、巨人の肩に乗りつつ自分なりに思考整理した上で、お洒落とは何かを書いていきたい。
お洒落の目的
一般的に、お洒落はTPOによって変化すると言われている。例えば、会社におけるお洒落と、スポーツ観戦におけるお洒落は異なる。
何故、TPOによって変化するのかというと、状況ごとにお洒落の目的が変化するためだと考えている。例えば、会社ではスーツを着て営業先に信頼性をアピールする、スポーツ観戦ではユニフォームを着て会場の一体感を演出・体感することなどが挙げられる。
つまり、ある別の目的を達成しやすくするためにお洒落があると言える。
お洒落の言語的定義
お洒落を辞書で調べると「垢抜けている様」、垢抜けているを辞書で調べると「都会的で洗練されている様」と出てくる。ここで、レオナルド・ダ・ヴィンチの名言である「シンプルさは究極の洗練である」という言葉を組み合わせてみると、お洒落とはシンプルさであると言える。
私が考えるお洒落
以上を踏まえると、「目的を達成しやすくするために、シンプルな状態であること」がお洒落であると考えている。
これは私が直感的に考えているお洒落とほぼ一致している。私はアクセサリーやタトゥーなど、一部の人たちが考えるお洒落アイテムに対して理解できないでいた。しかし今回お洒落について考えてみたことで、アクセサリーやタトゥーなどが何かの目的を達成しやすくするために機能しているとは考えられなかったからだということを認識することができた。
お洒落になるためには
私なりのお洒落を作ることができたので、簡単にお洒落になるための考え方もまとめておきたい。基本的にはお洒落はほぼ確実に人間が絡んでくるので、五感が重要だと考えている。
- 視覚:服装・身体
- 聴覚:声・生活音
- 嗅覚:体臭・口臭
- 触覚:肌触り?
- 味覚:None
人間は視覚情報に重きを置いている(はず)なので、視覚に関して更に考えてみる。これは私も頭の整理がされていないので、単に箇条書きで書いておく。
服装
- パーツが少ない
- 品質が良い
- 柄が少ない
- 身体にフィットしている
- 綺麗になっている(メンテナンスされている)
- 色味が目的に合っているか
身体
- 無駄な脂肪や毛がない
- 筋肉がある
- 綺麗になっている(メンテナンスされている)
まとめ
お洒落の目的と言語的定義をもとに、私なりのお洒落を考えてみました。私なりの考えでは「目的を達成しやすくするために、シンプルな状態であること」がお洒落であると結論付けました。これは私の直感と一致しており、この結論をもとに私なりのお洒落を追求していきたいです。