Minimahack

ミニマリスト×科学技術×社会課題解決につながる行動+体験して良かったコトやモノを発信

グレート・リセットとは

グレート・リセット

アメリカの社会学者であるリチャード・フロリダが2010年に提唱した概念.定義は,今の金融システム,社会経済システムや働き方・生き方などを全てリセットし,人々の幸福を中心とした持続できる社会経済システムにするということ.

グレートリセットが,2021年のダボス会議のテーマであることから注目を集めている.この会議で語られるテーマについての解説書籍も出版された.

以降では,関連知識をまとめた.

ダボス会議

世界経済フォーラムが毎年1月に,スイス東部の保養地ダボスで開催する年次総会.世界を代表する政治家や実業家が一堂に会し,世界経済や環境問題など幅広いテーマで討議する.各界から注目され,世界に強い影響力を持っている.

世界経済フォーラム(WEF: World Economic Forum)

クラウス・シュワブ会長が創設.スイス(ジュネーブ)に本拠を置き,官民両セクターの協力を通じて世界情勢の改善に取り組む国際機関.

国際通貨基金(IMF: International Monetary Fund)

グレート・リセットについては,IMFからも声明がある.今後の経済成長は,持続的・スマート・公平な世界の構築に貢献すべきであり,次の3つの分野に機会を見出している

  • 持続的:政府は低炭素や気候変動に強靭な成長を支えるための公共投資と民間投資の誘引を導入すべき
  • スマート:今回の危機の勝者はデジタル経済あり,他方でデジタル・デバイドによる情報格差の悪化を許容することはできないこと
  • 公平:人々への投資―最も脆弱な人々に対する教育や社会プログラムの拡大――に資源を集中する必要があること

私たちが受ける影響

解説記事がいくつかあるので,それらをまとめていく.

働き方・生き方

クラウス・シュワブ氏に対する「リセット後の資本主義はどうなるか」への回答として,

資本主義という表現は適切ではない。金融緩和でマネーがあふれ、資本の意味は薄れた。今や成功を導くのはイノベーションを起こす起業家精神や才能で、才能主義と呼びたい

つまり今後は,起業家精神・創造性・才能が社会を主導することになると考えられる.

学び方

NRI未来創発フォーラム2020では,以下のように述べられている.

技術が広がり様々なビジネスモデルが出てきている中では,働く人がいかに新しいスキルを身に着けていくか.

この点はこれまで言われてきたことの延長線上.常に学ぶ者こそが社会で生き続けられる.

書評に続く

本記事ではグレート・リセットについて,Web記事をもとにまとめた.Webで得られる情報の限界を感じたので,冒頭に紹介した書籍を熟読して,グレート・リセットによる私たちの生活への影響を深堀りしたい.